2010年10月12日火曜日

飽きのこない素材を実感「マコモタケのカルボナーラ風」

うっかりベーコンなど入れるの忘れてしまうくらい存在感もあり、それでいて飽きが来ないマコモ。茶色系ソースもいいけれど、先ずは白系ソースでいきましょう。

タイトルは「カルボナーラ」・・スパゲティな訳ですが、このお料理は非常に低カロリーにアレンジしています。 人気の米粉の特徴を活かした「ヘルシーで新しい調理法」を取り入れていますので、 必見ですよ!

カルボナーラについて

カルボナーラとは=「炭焼き職人風」という意味があります。一般的には、生クリーム、卵黄などを使った濃厚ソースにベーコンのスモーク香、ブラックペッパーの灰が降ったようなアクセントが特徴のお料理。生クリームも品質のよいホイップが味が良く、材料を見ただけでハイコスト、ハイカロリー。しょっちゅういただくには高齢者やダイエット中のかたにはヘビーなのがたまにきず。

米粉で簡単ヘルシーに

今回は生クリームを煮詰めて、卵黄などで濃度や甘みを出すところを”思いっきりすっ飛ばして”、甘みをマコモとオニオン、濃度を米に任せてしまい、”小麦粉を炒めるルー”のような手間も無い「微粉末の米粉」の特徴を最大限活かします。結果簡単で、低コストで、低カロリーという、お惣菜的にはとても都合の良いお料理です。 米をつなぎに使う料理は、古典的なフランス料理にもありますし、リゾットの自然なとろみは米によるものです。ということで合理性も実証済み。 米粉は小麦粉と違って粉臭さがありませんので、炒めたり煮込んだりしなくてかまいません。水の溶いて片栗粉のように流しこむ。これも微粉の米粉ならではの使い方です。こんな使い方はどこを探してもなく私が考えたものです。

では作り方です。

  1. オニオンは粗みじん、掃除をした太めのマコモタケは大きくズドンズドンと切る。これで2人前。(米粉は妙高市内で地元の米で作っている100%米粉の製品。ケーキ用とありますが、グルテン入りのパン用と分けるためなのでお料理に使って問題ありません →この米粉は「妙高製粉ホームページ」へ
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  2. 材料が準備できたら、さっそく手鍋に入れて、バター30gと共に、3分さっと炒める。
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  3. こんな程度で、ミルクを一気に400cc。強火でグツグツ煮る。
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  4. 別鍋で茹でているパスタはまだまだ固いうちに鍋にいれてしまう。
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  5. グツグツやっている間に、塩で調味する。塩だけで味付けするので美味しい塩(岩塩)がおすすめ ここで登場するのが、水溶き微粉米粉。片栗粉の要領でいいけれど、入れながらスパテルなどで素早くかき混ぜないとノリのかたまりができてしまうので少し注意。量は大さじ2杯程度。
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  6. この時はこんな材料で、びっくりするくらいマコモの甘みが出てシンプルで楽しいお料理となったが、お好みでベーコン、チーズなど組み合わせてももちろんいいと思う。盛り付けたらブラックペッパーを挽こう。手作りソーセージを焼いて別添にしても美味しそう!

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最後に、これと同じ方法でいろいろな具を組み合わせ、パスタを入れずに「ホワイトシチュー」 チキンのミートボールを入れた「ホワイトスープ」  パスタを米にして「リゾット」 、バターライスをしいて「ドリア」・・・などなど、あらためて紹介しますね。

 

美味しいマコモタケをたくさんめしあがってください・・・

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