2010年10月31日日曜日

マコモタケのバター炒め

初めてマコモを口にした時のこと。

なんかモコモコして、茸のような、タケノコのような、でもタケノコにしては筋っぽくなく柔らかい。
先端の部分は生栗のような、アボカドのような 甘み。ナッツのような風味。なんて言い表しようのない野菜だと思った。

生食で癖がない割に、独特の味と弾力があるので、あまり手をかけない料理でいただきたいと思った。
中国でとれ、中国料理に使われる野菜であることは知っていたが、いつもスーパーにあるわけでなし.. というより、都会の輸入食材を扱う店でも見たことがなかった。かなり昔の話だ。

とりあえず、そのものを炒めてみよう。・・さっそくフライパンで斜め薄切りにしたものをバターで炒めた。
・・「甘い」。 軽く塩コショウをしたただけなのに、生で食べたときの味とまた違う。これはいける。ということで、いろんな人に試食していただくために作ったのが、「醤油バター炒め」

  1. フライパンにバターを入れ、皮をひいて斜めに1cm位に切ったマコモを中火で炒める(にんにく一かけを叩いたものを一緒に炒めてもいい)
  2. 塩、こしょうを少々する
  3. きつね色に色が付いてきたら、醤油をひとたらしして、すぐに火を消す(おこのみでレモンを絞ってもいい)

「醤油バターはそれだけで美味しい」と、言う事なかれ。マコモも負けずにいい香り。
ある日のお惣菜。
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(エリンギとピーマンとマコモタケを、ガーリックバターで炒めてご飯のおかずにいただきました)

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2010年10月30日土曜日

「マコモタケは嫌いだ」という人がいらっしゃいましたら・・

好きな人もいれば、嫌いな人もいる。どんな物にもつきまとうことなのだが、
「私はお寿司が嫌い」といった場合には

  • 生魚が苦手
  • 酸っぱいご飯が、いや
  • 寿司屋のルールが性に合わない
  • 財布に優しくない・・ (笑:

などうなずける理由がありそうなものだが、マコモ(タケ)嫌いはどうも違うようだ。たいてい、

「一度もらって食べたけどマズかった」と言う。どんな食べ方をされたのだろう?

例えばブルーチーズ。日本人は味噌や醤油のように、カビのお世話になったものが大好きな割に、青カビが目に見えているものは拒否反応を示す。
しかしそれも最初だけで、三種のチーズのピッツァ(ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、パルミジャーノ)など出された日には、直ぐにとりこになってしまい、次からは、もっとクセのあるのを!!とか言ってしまうよね。

だから、出会い方も良くなかったのではないかと思う。
私は、この旬の食材の食感と香り、料理の使いやすさから、”嫌い”と思っている方にとってこのまま嫌われ者として消えていってしまうような事があったら辛い。個性的だけど素直な奴 と身構えずに付き合って欲しい!そう思えてならない。

参考になれば・・と、紹介させていただく。私が過去に提供させていただいた晴れ舞台でのマコモ料理いろいろ。



是非、新鮮で食べごろなものを味わってみていただきたい。

ハロウィン=オレンジとブラックの日。とうとう明日

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アルネ製作委員、横山さん作のお化けカボチャ。ねおかんの前に置いておいたら、日に日に赤くなってきた。(ちなみに上の黄色いのは、変形なますかぼちゃ) 
いよいよ明日は、子供が変装をして、お菓子をゲットするため近所を回る日。(妙高にはそんな人いない・・けど)

「ハロウィーン」ですね。

こちらの jack-o'-lantern (ジャック オー ランタン)は、可愛らしく柿で〜す。日本らしい!?
かぼちゃのjack-o'-lanternは、くりぬいて火を灯します。かぼちゃに炎。まんざら人ごとでもない。

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2010年10月29日金曜日

給食メニューの思い出

小学校の給食で、思い出すと懐かしいものと言えば、煮つけた鯨、赤貝の佃煮、五目ひじき・・・こういったものがパンや牛乳と一緒に出ていたんだから今思うと不思議な献立だ。

妙高市のイベントで最近、給食を食べさせてくれる食堂があって楽しい。

これも懐かしい給食メニュー「ミート麺」・・肉麺?

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確かに白っぽいひき肉が入っているが、トマト味のゆるいソース(スープ?)に刻んだ野菜が入っている。

ほんのり温かい、細くてやわらかい麺がついてきて、自分で肉のソースの中に入れて食べる。ソフト麺というメニューだったかもしれない・・もう40年も前の事なので記憶が怪しい。

当時ご飯給食はなく、パンばかりだったので、ソフト麺の日は友達から分けてもらってたらふく食べたもんだった。

改めて食べてみたら量の多さにびっくり。そうか昔はこんなに食べたんだ・・。
しかし、子供は喜ぶかもしれないけど、この強いケチャップ味。今の私には荷が重い。

同じく、こちらは米粉パン。妙高市で製粉した米を100%使用していて、「ほっと妙高」というNPO法人が生産。市内の小学校の給食メニューとして登場しているらしい。ずっしりとして、「一つ食べればおなかいっぱい」という噂を耳にして、一度は自分の舌で確かめてみたいと思っていた。

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いや、それほど重くはない。ちゃんと浮いているし予想したものと違っていて食べやすかった。しかしながら、このパンらしからぬ風味はなんなんだろう??

パンは、香ばしく焼けた粉(小麦粉)の香りとイーストの風味、バター(油脂)の旨い匂い。に慣れてしまった私。
味も不思議。これは、子供たちの「美味しい米粉パン給食の記憶」に繋がるだろうか?

米の消費拡大に。自給率アップに。
私としては別の方法で自給率あげたい。そう思った。

2010年10月28日木曜日

まだ馴染みの浅い=マコモタケ の反応

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先週の17日の日曜、妙高市除戸の”克雪センター”で恒例の「新井なんぶ祭り」が開催された。「新井南部」とは旧新井市の頃、新井駅前中心市街地を中心にした市街地区域の南に位置する、中山間地が大半を占める地域。国道292号線が長野県飯山市に向かって走る。

まだ馴染みの浅いマコモタケの反応

  • あ、これこれ「マコモ」があるじゃない〜
  • これってどうやって食べるの?
  • 初めて見たわ・・

「これって美味しいのよね。毎年楽しみ」・・と言う方はさすがに?いなかった。
新井南部でも、少しずつだが生産している農家が増えてきている。直売所にも顔を出しているが、残念なのは、食べ方を知らない。美味しく味わっていない。そんな気がする。

そのためか、大きく青く太って、筋っぽくなってしまったものや、乾いてしなびてしまったようなものまで並ぶこともある。
採れたてで管理さえ良ければ、甘くて、独特の香りがあって、歯ごたえもよい。きのこのような、タケノコのような、いろいろに料理できる。価格も充分納得のできるもの。体にもよい。
消費を伸ばしたいものだ。

#オンライン販売=「マコモショップ」おかげさまで順調です。(マコモショップ【マコモタケ販売】レシピも紹介

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淡紫色、どろりの生命体 ミヤマツ酵母

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サイトアップがしばらく経ってしまったけれど、”ミヤマツ酵母”その後です。

パンを作るべく、小麦粉とモルトシロップ、小麦粉とほぼ同量の水を加え混ぜる。・・約2日おき程度で繰り返し、ゆっくりと育ってる感じ。

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#だいぶ増えてきました

2010年10月17日日曜日

速報!天水マコモ(生マコモタケ)販売会

本日午前9:30より、『新井南部まつり』(恒例の秋のイベント)で、「小濁産、天水マコモ」販売いたします。

  • 時間:9:30〜 終わり次第終了となります
  • 場所:新井南部まつり会場(新潟県妙高市除戸) 会場(google map)
  • 販売店:ねおかんぱーにゅ南部(なんぶルネサンス)ブースにて

昨日の収穫品「無線別、12〜15本ほど入って、ワンコイン=500円」ご近郊のかた。お求めのチャンス!(「ブログを見た」と一声かけてください)食べ方もご説明いたします

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