2010年7月28日水曜日

それ、そのものの味

百姓T.中嶋さんから野菜をいただきました。「今度一番いい時期の枝豆を持って行くから食べてみて!」と言われていた品物です。

「枝豆は私が今まで食べた中で一番美味いと思います。収穫時が半日ずれただけで味が変わりますので栽培と収穫タイミングが非常に難しいです。」(メール)

畑から引っこ抜いてきたそのものでしたが、直ぐに茹でてパクリ。

あっ、違う。というか普通。

普通?というのも変だけど、そのものの味を自然に感じる食味。と言ったほうがいいのかな。

歯ざわりがプチプチして、香りがぷ〜んとして、一粒一粒の味が際立っている。(個性が感じられる?)・・それって余計なものが無くてストレートであり、素直にありがたさが伝わってくる優しいものでした。「う〜ん何に感謝したらいいのだろう。」と一瞬つまらない気持ちになり、いろんなものに感謝した次第です。

採れたてのものを畑でガブリとやる光景は違和感が無くなってきています。

そういえば、ついこないだも小濁のきゅうり畑で、もいだその場でガブリ。

きゅうりってヌルッとしていて、痛くて、苦味も香りもあるものなんだけど、きゅうりが自ら表現しているものって、いったいなんなんだろう?またまたこんなことを考えながら・・・

料理も仕事の私にとっては産地での経験はものすごい財産です。

素材と勝負では勝てっこないなら、どうやったらそのものの味を活かせるか。むしろ自分に挑戦なんだろう。そう思います。

また良いことを学ばせてもらいました。

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